SharePoint担当者におすすめする書籍一覧

日本語による情報に乏しいことが SharePoint の(無視できない)難点のひとつでしたが、ここ数年で随分環境が変わりつつあります。このエントリでは、私が「ユーザ企業のSharePoint担当者は必読」とお勧めする書籍を独断と偏見に基づいてまとめてみます。なお、適宜アップデートします。

※ 2013年9月19日アップデート

SharePoint 2013 関連の書籍

ひと目でわかる SharePoint Server 2013
元祖「ひと目」著者、山崎氏とSharePoint MVP 西岡氏の共著。よりエンドユーザに役立つよう工夫されています。SharePoint 2013 はまず本書が入り口です。(参考:私の書評


SharePoint 2013 関連の書籍(洋書)


Office 365(SharePoint 2013ベース)関連の書籍

こちらは、私自身が現在(2013年9月)、改訂版を執筆中です。11月頃には上梓できる見込み。なお、ごく簡単な内容であれば できる Office 365 Small Business 2013年度版 に解説(40ページほど)があります。


SharePoint 2010 関連の書籍

ひと目でわかる SharePoint Server 2010
元祖「ひと目」著者、山崎氏に加え、北端氏、西岡氏という日本SharePoint界の重鎮による一冊。前「2007」よりもエンドユーザ側にシフトして判り易くなった感があります。SharePoint 2010を理解するならまずこの一冊から。


ひと目でわかるSharePoint Server 2010 基本機能でここまで使える!ビジネス活用33の事例
KM系コンサルで著名なリアルコム株式会社のチームによる一冊。「事例集」ですがむしろ「はじめてのSharePoint実習書」ともいうべきか。これからSharePointを利用するシステム担当者、エンドユーザの方に。(参考 : 私の書評


SharePoint 成功の道標 コンサルタント秘伝 実装から活用のノウハウ
SharePoint界隈の著名人ばかりをあつめた超豪華執筆陣によるディープかつ実践的なノウハウ本。2010ベースですが、2007でも有益。。ただかなり技術寄りですので、ある程度SharePointを理解した方でないと厳しいかも。(参考 : 私の書評


インサイド Microsoft SharePoint 2010
完全に技術寄り。同名の英書を翻訳したもので、SharePoint開発者の「バイブル」と言って良いでしょう。ユーザ担当者もより深く内部を理解するにはこの本が一番です。ただし相当な「読み応え」があり、なによりお値段も相当ですのでお覚悟を(笑)(参考 : 私の書評

Office 365(SharePoint 2010ベース)関連の書籍

Office 365チームサイト活用ガイド
自著のご紹介で恐縮です。Office 365 の、チームサイト(SharePoint Online)に絞った解説本ですが、ITpro~エンドユーザーを意識しています。結果、SharePointの基礎を理解いただくには最適書になった…と思います。たぶん。(参考 : 紹介エントリ評


SharePoint 2007 関連の書籍

ひと目でわかる SharePoint Server 2007
国内のSharePoint第一人者、山崎愛さんによる公式解説書。2003に比べると製品が圧倒的に多機能になったため、この書籍単体ではやや「くいたらなさ」があるかもしれません。しかし、SharePoint2007に触るならまずはこの本からです。


ひと目でわかる SharePoint Server 2007
自著のご紹介で恐縮です。コンセプトは「ユーザ企業の運用担当者のための本」。技術の話はほとんど割愛し、担当者がハマるであろうポイントを徹底解説しました。結果、製品のマイナス評価が多く含まれますが、そこれは「愛あるゆえ」とご容赦頂ければ幸いです。


ひと目でわかるSharePoint Server 2007 基本機能でここまで使える!ビジネス活用33の事例
書名からわかるように、2010の同名書の2007版です。普通は2007→2010なのですが、この本は逆で2010版が先にあり、そこから2007版に再編集したもの。やはりこれからSharePointを利用するシステム担当者、エンドユーザの方に。(参考 : 私の書評


OBA実践講座 InfoPath 2007とSharePoint Server 2007によるフォーム活用
Infopathは、SharePointと補完関係にある素晴らしいOfficeクライアントですが、日本ではその知名度は高くありません(米国では非常にメジャーなのですが)その可能性と活用方法を実に判りやすく解説した一冊。SharePoint+OfficeProfessional環境のユーザは必読です。


VSTOとSharePoint Server 2007による開発技術 Visual Studio 2008で構築するOBAソリューション
SharePointは、ExcelやWordといったOfficeクライアントを組み合わせることで、小~中規模のシステムに匹敵する機能を容易に実装することができます。開発系の為すべてのユーザにお勧めはしませんが、「どこまでできるのか」を把握しておくことは重要だと思います。


SharePoint 関連スキルの書籍

SQL Server 2008 による Office SharePoint Server ストレージ技法
SharePointはデータストアとしてSQLを利用します。製品仕様的に、普段の運用でSQLを意識することはまず無いのですが、一定以上規模のシステムではそうもいきません。SharePointを運用する上で注意を払うべきポイントを詳細にまとめた、インフラ運用担当必読の書籍です。


かんたんプログラミング JavaScript
Javascriptの基礎的な知識があれば、SharePointに「ちょっとした」「でもなくて不便」な機能を簡単に加えることができます。DOM操作とSOAP通信(Webサービス)がポイントです。もちろん、Javascriptの書籍は世の中に沢山ありますので、この本である必要は実はあまりありません。(ですが私自身はこの本でゼロから勉強しました。判りやすくてお勧めです)


 
 
SharePoint(運用)担当者に必要なスキルセット


これまでのコメント

  1. hayakawa yauyoshi より:

    share point2013に関する日本語書籍の情報があったら教えていただきたい。

  2. 中村 和彦 より:

    まさに本日、最初の書籍がリリースされました。詳しくはこちらのエントリを。また、この後、数冊が連続して上梓されるようです。

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中村 和彦(シンプレッソ・コンサルティング株式会社 代表)が「ユーザ視点の SharePoint 情報」を発信します。元大手製造業 SharePoint 運用担当。現SharePoint コンサルタント。お仕事のお問い合わせはこちらまでお願いします。当ブログにおける発信内容は個人に帰属し所属組織の公式発信/見解ではありません。
Twitter : @saruhiko
FB : 中村 和彦
MS MVP SharePoint 2009/10-2011/9
MS MVP Office 365 2012/10-

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