SharePoint 2013 ワークフローでひとつのアクションに挿入できる参照は50迄

SharePoint Designer で SharePoint 2013 ベースワークフローを設計していると、時折「ワークフローのコンパイル中にエラーが発生しました」と表示され、正常に発行できないことがあります。その原因は文字通りケースバイケースですが、ワークフロー参照が原因のものをひとつ紹介します。

ワークフローのコンパイル中にエラーが発生しました ワークフロー ファイルは保存されましたが、実行することは出来ません。

Microsoft.Workflow.Client.ActivityValidationException: Workflow XAML failed validation due to the following errors: Activity ‘FormatString’ has 56 arguments, which exceeds the maximum number of arguments per activity (50). HTTP headers received from the server – ActivityId: a180a4b5-0b6d-4cbc-96ea-13aacb52e07e. NodeId: . Scope: . Client ActivityId : e5137e9c-3f94-d011-c304-697c2c76c5b4. —> System.Net.WebException: The remote server returned an error: (400) Bad Request.
at Microsoft.Workfl

20140317image01

この原因は、エラーにある通り、ひとつのアクション内に、多数のワークフロー参照が存在することです。その上限は 50。 実際、このエラー時には 56 の参照があり、それを 50 まで減らしたところ、問題が解決しました。

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まあ、普通はこんなことしないと思いますが…(苦笑)
ただ、この問題は、事前のエラーチェックにはかからないため、そんなこともある、と記憶の隅に留めておいて頂けると良いかもしれません。


Author

中村 和彦(シンプレッソ・コンサルティング株式会社 代表)が「ユーザ視点の SharePoint 情報」を発信します。元大手製造業 SharePoint 運用担当。現SharePoint コンサルタント。お仕事のお問い合わせはこちらまでお願いします。当ブログにおける発信内容は個人に帰属し所属組織の公式発信/見解ではありません。
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