SharePoint アプリ開発コンテスト(〆切6/16)

SharePoint コミュニティで、Apps for SharePoint のアプリ開発コンテストが開催されています!日本 Microsoft さん共催のオフイシャルなコンテストで、賞品は最優秀20万円の他、Surface RT 64GB や Xbox 365 などかなり豪華!でも実は一番「豪華」なのは…

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SharePoint の最新バージョンである SharePoint 2013、それに Office 365 の SharePoint Online には、Apps for SharePoint という機能(というか仕組み)があります。ウェブの App ストアから個別アプリ(アドオン)を購入/ダウンロードして、サイトで利用するものです。スマートフォンのイメージですね。

特にクラウドであることからアドオンの制限が厳しかった Office 365 ユーザーには、まさに待望の仕組みなのですが…。しかし、残念ながら、現時点では英語版のみ。日本の App Store は未公開で、公開時期も今のところ未定です。

このコンテストは、その Apps for SharePoint での提供を前提としたアプリの開発を募集するものです。個人/法人を問わず応募できます。応募されたアプリは日本 Microsoft が審査して、優秀なアプリには、賞品に加え、特典として実際に Apps for SharePoint で公開する為のサポートが貰えます。

・最優秀賞(1名)賞金20万円
・優秀賞(3名)Surface RT 64GB + Touch Cover
・エバンジェリスト賞(1名)Kinect for Windows
・プロダクト マネージャー賞(1名)Xbox 360 + Kinect プレミアムセット
・特別賞(4名)スターバックス カード 5,000円分

偶然ですが、このコンテストを運営している方を直接存じ上げていたので。気になる点をいくつか確認してみました。

まず、応募は必ずしもアプリが「完成」した時点ではなくてよいそうです。基本コンセプト(アプリ企画)+最低限の基本機能があればOK。応募すると、専用サイトのアカウントが貰え、そこで技術情報の提供も受けられるそうです。良い(実現性が高い)アイデアであれば企画書の段階でも応募を受け付けられるとこのと。

技術情報の内容としては、伺った範囲では「実動するサンプルソリューション一式」「2013年2月に開催された Apps for SharePointトレーニング(英語)の資料一式」「Q&Aサイト」など。うん、これは、企画+αの時点で応募してしまうのが良いかもしれません。

なお、応募されたアプリの権利そのものは応募者(ないし応募社)に帰属します。これ大事なポイントです。ただし、会社として応募している場合には、賞品は会社宛の送付になってしまうので、その辺りを予め事前に段取っておいてくださいね。…僕も Surface 欲しいです(笑)

ただ。実はこのコンテスト。一番「豪華」なのは賞品じゃないかもれしれません。上の技術情報もそうですが、それプラスして応募者(社)の技術サポートを担当されるのは、知る人ぞ知る某 M 崎氏だとのこと!

伏字ですが判っちゃいますよね?(笑)SharePoint 技術といえばこの方。個別案件で直接支援を頂ける、なんて機会はフツー、ありません。

これから SharePoint アプリをやってみようかと思うんだけど…という方はこの機会に是非!

SharePoint 2013 コミュニティサイト
Apps for SharePoint アプリ開発コンテスト:申し込みサイト
Apps for SharePoint関連の資料


Author

中村 和彦(シンプレッソ・コンサルティング株式会社 代表)が「ユーザ視点の SharePoint 情報」を発信します。元大手製造業 SharePoint 運用担当。現SharePoint コンサルタント。お仕事のお問い合わせはこちらまでお願いします。当ブログにおける発信内容は個人に帰属し所属組織の公式発信/見解ではありません。
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