Access2007 を利用してアイテムを編集・コピーする

SharePoint は、2007 から Microsoft Office のいち製品という位置づけになりました。
他Office製品との連携が強化されています。
データベース製品である Access にも、標準で SharePoint とのコネクタ（？）が追加され、簡便な管理ツールとして利用できるようになりました。

具体的には、Access に、SharePoint のリストを読み込み（インポート）、ACCESS上からメンテナンスすることが出来ます。



ACCESSに加えた変更は、そのまま SharePoint 上のリストに反映されます。
リスト内の特定値をすべて別の値に置換するなど、従来は難しかった一括メンテナンスができるようになります。



また、取り込んだデータを SharePointに 書き出す（エクスポート）機能もあります。
この機能を使えば、別サイトにリストのデータを移動させることも可能です。



[外部データ]→[インポート／SharePointリスト] からリストを開きます。
[外部データ]→[エクスポーチ／SharePointリスト] で移動先サイトとリストの名前を指定します。
すると、リストが自動的に作成されます。
同じ名前のリストが存在する場合は、_1 などの数値が末尾に付与されます。

リッチテキストフィールドの書式なども、きちんと移行されます。
ただし、添付ファイルは移行されません。
作成日や更新日が、作成者といった情報も全てクリアされてしまいます。

なお、やや裏技的になりますが、添付ファイルを救う方法もあります。

まず移行先リストを作成します（手作業で作ります）
この移行先には、移行元と同じ列を用意しておきます。

移行元と移行先リストを、Access で読込みます。
二つのテーブルの（列の）並び順を揃えて起きます
移行元リストのテーブルで、添付ファイルを除く列を（IDも含みます）を全て選択してコピーします。
移行先リストのテーブルで、同じ列を選択して右クリック→貼り付けを実行します。
同じ作業を、添付ファイル列についてもう一度行います。

これで、添付ファイルも含めたデータコピーが可能です。