「複数のファイルアップロード/複数のドキュメント」の一度にアップロード可能なファイル数上限は100

SharePointのライブラリにファイルをアップロードする際、「複数のドキュメントのアップロード」オプションがありますが、この際、一度に指定できるファイル数は100が上限のようです。

SharePointにファイルをアップロードする場合、SharePointの指定として最大サイズ数があり、またそれとは別にサーバの性能により一度にアップできる実容量が制限される訳ですが、それとは別に、ライブラリの「複数のドキュメントのアップロード」画面を利用したアップロードでは、1度に指定(アプロード)できるファイル数が、容量によらず100個迄、という制限があります。

このようにエラー(制限)メッセージが表示されます。

上図は SharePoint 2010 の場合ですが、SharePoint 2007 の「複数ファイルのアップロード」でも同様です。

やはり100ファイルで制限されます。

警告を無視して [OK] を押下することはできますが、エラーになります。

残念ながら、この「100」は設定レベルで変更できるものではないようです。あるいはフロントサーバ内の設定ファイルにある可能性はありますが、そこまでは未調査です。

とはいえ、実際にはエクスプローラビュー、もしくは「Windowsエクスプローラで開く」でWebDav経由でアップロードすればこの制限は無視されますので、あまり問題にはならないかと思います。


Author

中村 和彦(シンプレッソ・コンサルティング株式会社 代表)が「ユーザ視点の SharePoint 情報」を発信します。元大手製造業 SharePoint 運用担当。現SharePoint コンサルタント。お仕事のお問い合わせはこちらまでお願いします。当ブログにおける発信内容は個人に帰属し所属組織の公式発信/見解ではありません。
FB : 中村 和彦
blog: Be・Better!
MS MVP SharePoint 2009/10-2011/9
MS MVP Office 365 2012/10-2014/9