インフラ更新プログラムの障害/利用状況が正常に表示されない

ユーザからの指摘で初めて気が付いたのですが、私の管理するポータルサイト(SharePoint)で、利用状況の概要(_/layouts/SpUsageWeb.aspx)が正しい値を表示しなくなっていました。

これ、全社ポータルトップページ.aspxのアクセス表示ですので。
こんなことはありえないのです。
ちなみに詳細画面(_/layouts/UsageDetails.aspx)確認すると、きちんと毎日数千アクセスが記録されていました。


時期的に、インフラストラクチャ更新プログラムを適応した頃から障害が発生しているようなので、もしや、とは思われたのですが…。MSさんにご調査頂いた結果、やはりインフラストラクチャ更新プログラムが犯人であることが判明しました。

利用状況レポートが正しく表示されない問題については、事象と事例の調査の結果、インフラストラクチャ更新プログラムでの問題であることが判明しました。またもや、製品の問題で、大変ご迷惑をお掛けしてしまいます。

現時点で確認している状況は以下の通りです。
・利用状況の収集自体は正しく動作している。
・このため、UsageDetails.aspx ページでは参照が可能。
・利用状況の概要 (SpUsageWeb/Site.aspx) では正しく表示されない。
・インフラストラクチャ更新プログラム適用済み

こちらの問題を解消するためには、8月の累積的修正モジュール以降の適用が必要になります。
SharePoint Services 3.0 修正プログラム パッケージ (Sts.msp): 2008 年 8 月 26 日
SharePoint Services 3.0 修正プログラム パッケージ (Wssmui.msp): 2008 年 8 月 26 日
SharePoint Server 2007 修正プログラム パッケージ (Coreserver.msp): 2008 8 月 26 日

なお、こちらの修正モジュールの適用により利用状況の概要の表示が正しくないという不具合は解消されますが、残念ながら、問題が発生してから修正モジュール適用の間の過去のレポート内容を正しくすることは出来ません。
修正モジュール適用後以降の内容が正しく表示される形になります。

先般のブログ障害の件 もありますし、早急にKB適応を考えなくちゃいけないなぁ…。

Windows SharePoint Services 3.0 インフラストラクチャ更新プログラム: KB951695


これまでのコメント

  1. mamao2 より:

    AGENT: Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.4) Gecko/2008102920 Firefox/3.0.4
    再びmamao2です。
    saruhikoさんの所では既にインフラ更新を導入のようですので問題ないかと思いますが、
    KBを当てる上で私のところで問題になった点を挙げさせていただきます。

    kb956056、kb956057の2つのKBの情報には、
    >前提条件
    >この修正プログラム パッケージをインストールするために必要な条件がありません。

    とありますが、実はインフラ更新の一部機能\が入っているようでして、
    インフラ更新(kb951297、kb951695)と共に導入する必要があるようです。

    インフラ更新を導入せずにkb956056、kb956057を導入したら、
    構\成ウィザードでエラーを吐いて完了できなくなりました。

    これは、インフラ更新(kb951297、kb951695)の導入と以下4つのKBの適用で直りました。
    kb957691
    kb957693
    kb958567
    kb958569

    やはりKBは順番に当てないと色々不都合が出そうです。
    皆様もご注意を。(この件でほぼ1週間を費やしました・・)

  2. koma より:

    AGENT: Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.0; ja; rv:1.9.0.4) Gecko/2008102920 Firefox/3.0.4
    インフラストラクチャ後の更新プログラム適用については、当方でもエラーを吐いて完了できなくなったケースがありました。
    データの入ってない素の環境でSP1から順番に更新していくと問題なく構\成ウィザードもうまくいきますが、カスタマイズされている環境だと構\成ウィザードでエラーが発生したり、ページが表\示されなくなったりしたケースもありました。
    (WSS3.0用のアプリケーションテンプレートを使用したページ)
    インフラストラクチャ後の更新KBを当てる際は、データだけではなくシステムごといつでも戻せるようにディスク単位かパーティション単位でバックアップをきちんと取って元の状態にリストアできる事を確認してから行った方が良さそうです。

  3. saruhiko より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0) Sleipnir/2.8.3
    mamao2さま、komaさま、貴重な情報ありがとうございます。
    KB適応はインフラの都合で来年年初を予\定しているのですが、MSから情報を貰って、慎重にあたりたいと考えています。
    こういうKB適応による悪影響は、発生するまでわからないのが問題ですよね…

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中村 和彦(シンプレッソ・コンサルティング株式会社 代表)が「ユーザ視点の SharePoint 情報」を発信します。元大手製造業 SharePoint 運用担当。現SharePoint コンサルタント。お仕事のお問い合わせはこちらまでお願いします。当ブログにおける発信内容は個人に帰属し所属組織の公式発信/見解ではありません。
Twitter : @saruhiko
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