SharePoint 2013 と Azure によるパブリックサイト。トヨタ「GAZOO」がリリース

既にあちこちでニュースになっているためご存知の方も多いかと思いますが、SharePoint 2013 によるパブリックWebサイト。TOYOTAのカーライフSNS「GAZOO(ガズー)」が今日、リリースされました。

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Webサイトにアクセスしてみると、なんというかすごく普通の会員制ポータルサイトです。会員登録してユーザーIDが発行されると、自分用のポータル「myガズー」にアクセスできます。

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おっと、なにやら大変なことになっています。初日ですから仕方ない…と言ってはいけないのでしょうが、内部の方のご苦労お察しいたします(滝汗)

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デザインはとてもスタイリッシュ。言われなければこれが SharePoint だとは思わないでしょう(褒め言葉)。しかし、決して「跡形もない魔改造」がされている訳でもありません。随所に、SharePoint らしい雰囲気が残っているので、製品を知っている人はニヤリとする箇所も多いかと。

検索結果画面。FASTですね。

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キーワード設定によるフィード。これは何の機能だろう?アイコンからすると管理メタデータを使用していると思うのですが、もう少し触ってみないと判らないですね。

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ブログもいかにも SharePoint …というのは以前セミナーで拝見したので知っているのですが、今日はアクセス過多でまだブログが作成できません(汗)代わりに、こちらのやたら手厚いブログ活用マニュアルページを。ざっと眺めると雰囲気がつかめます。

ブログの使い方
http://gazoo.com/community/guidance/Pages/howto_01.aspx

あら。Facebookでシェアするとサムネイルが(苦笑)ソーシャルタグ(OPenGraph)がきちんと設定されていないようです。惜しい。

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この GAZOO、システム的には Azure 上にSharePoint 2013 を構築し、ポータルサイトとして外見をカスタマイズ、不足機能を追加開発しているそうです。ただ Azure 上となると、SharePoint のログ量なども気になります。こうした大規模サイトでは相当な容量になると思うのですが、Azureのリソースは(費用的な意味で)大丈夫なんでしょうか。機会があればお伺いしてみたいところです。

細かい機能はリリース時のドタバタが過ぎてから触ってみないとなんとも言えませんが、少なくともデザイン的には素晴らしいです。SharePoint 2013 でここまできちんとデザイン出来る、という証左と言えるでしょう。しかしこれ、デザインテンプレートとして提供してもらえないんですかね。普段の社内 SharePointも、これくらいのデザインにしたいところです。

参考:
SharePoint 2013 を Windows Azure 上で運用するという新しい選択肢 –トヨタ自動車が Gazoo.com のリニューアルで採用
リリース:トヨタ、クルマの総合サイト「GAZOO.com」を一新 日本マイクロソフトの次世代プラットフォームを活用し、より便利に
リリース:トヨタ、クルマの総合サイト「GAZOO.com」を一新


Author

中村 和彦(シンプレッソ・コンサルティング株式会社 代表)が「ユーザ視点の SharePoint 情報」を発信します。元大手製造業 SharePoint 運用担当。現SharePoint コンサルタント。お仕事のお問い合わせはこちらまでお願いします。当ブログにおける発信内容は個人に帰属し所属組織の公式発信/見解ではありません。
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