SharePoint用ワークフローソリューション PetitWorkflow

SharePoint 2007の「ウリ」のひとつにワークフロー機能がありますが…実際に、これを日常業務に適応しようとすると、多分に力不足。まだまだ発展途上の機能、というのが、私の率直な印象です。

で、この辺りを保管してくれる?ちょっと面白いソリューションを見つけました。

JBCC、SharePoint上で稼働するワークフローソフトを出荷  
日本ビジネスコンピューター株式会社(JBCC)は、Microsoft Office SharePoint Server 2007上で稼働するワークフローソフトウェア「PetitWorkflow Standard Edition」を、3月14日より出荷する。
「PetitWorkflow Standard Edition」では、SharePointの標準機能に、ライブラリ管理(ドキュメント期限管理)や承認後のアクション機能(他システムとの連携)を追加するほか、勤怠/休暇や通勤/出張、福利厚生などのテンプレートも提供する。ワークフローエンジンには.NET Framework 3.0の「Windows Workflow Foundation(WF)」を使用し、SharePointの標準操作とのシームレスな操作連携を可能としている。
ワークフローはライブラリごとに指定でき、SharePointカスタムリスト上の承認者テーブルに基づき回付される。また、ライブラリごとに指定したワークフローで、メールの文言設定やワークフロー設定を行なうことができる。実行時に確定する文言(ファイル名や日付など)を置換文字列で設定できるほか、各メールの種類(承認階層/依頼/結果)ごとに送信の有無や文言を設定することができる。受け取るメーラーに合わせ、HTML/プレーンテキストでメール本文を記述することができる。申請者/承認者は、承認者テーブルやリストのフィールドからドロップダウンリストで選択することができる。

どの程度これが「使える」のかはまだ未知数ですが、最大の特徴は価格が安いこと。約100万円です。(年間保守料14万会円)

先日ご紹介した OpenCube Workflow が700万円することもあわせて考えると、選択肢のひとつとしては魅力的かもしれませんね。

JBCC ワークフローソリューション(PetitWorkflow)


Author

中村 和彦(シンプレッソ・コンサルティング株式会社 代表)が「ユーザ視点の SharePoint 情報」を発信します。元大手製造業 SharePoint 運用担当。現SharePoint コンサルタント。お仕事のお問い合わせはこちらまでお願いします。当ブログにおける発信内容は個人に帰属し所属組織の公式発信/見解ではありません。
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