「Office356」 – BPOS でゲームをやる訳ではなかった

Microsoft から気になるリリースが発表されました。
※2011年5月追記:いうまでもなく「Office365」が正式名称です。いろいろと間違っていますスイマセン(苦笑)

従来、Microsoftのクラウドサービスは「BPOS」でしたが、およそ SharePoint に関する限り、機能・価格ともに今ひとつというのが正直なところです。もちろん、特定の規模や用途であれば役立つことは間違いありませんが、より広範に受け入れられるにはもう一歩(二歩?)欲しい。

私自身は将来的なBPOSの改善(発展)に結構期待していたのですが、Microsoftは BPOS とはまた別のクラウドサービスをローンチするようです。その名も「Office235」。とはいっても次世代ゲーム機でもなければコラボ要素もなさそうです(笑)

マイクロソフト、「Office 365」を発表 ~ Microsoft(R) Office、SharePoint(R)、Exchange ならびに Lync を一体化しあらゆる規模の組織が利用できるクラウド サービスとして提供 ~

Office 365は、業界初のブラウザーベースの電子メールから、現在の Business Productivity Online Suite、Office Live Small Business、そして Live@edu といったソリューションなど、業界をリードするさまざまな企業向けクラウドサービスの提供を通じて得た長年の経験をもとに開発されたものです。Office 365の環境によってクラウドへ移行する場合、すでに普及しているブラウザー群や、現在のスマートフォンやデスクトップ アプリケーションをそのまま利用できます

従来の BPOS の改良版?のようにも読めますが、実際のところどうなのでしょう?SharePointもサービス範疇にありますね。最も気になる、既存 BPOS との違い、あるいは住み分けについてはまだ不明。公式サイト(http://www.office365.com)の案内もあるのですが、現在「落ちて」いるようです。そんなにアクセスが集中しているのかな?


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中村 和彦(シンプレッソ・コンサルティング株式会社 代表)が「ユーザ視点の SharePoint 情報」を発信します。元大手製造業 SharePoint 運用担当。現SharePoint コンサルタント。お仕事のお問い合わせはこちらまでお願いします。当ブログにおける発信内容は個人に帰属し所属組織の公式発信/見解ではありません。
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