テンプレート化とカスタムワークフローの関係

いままで漠然としか理解していなかったので、実際に調べてみました。

まず、SharePoint Designer でカスタムワークフローをデザインします。

なんでもよいのですが、ここでは値[初期値]を[変化値]に変更するWFにしました。

このワークフローを含むリストをテンプレート化します。

テンプレートから、新規リストを作成します。[ワークフローの設定]から確認すると、一見、このリストにもワークフローが適応されているように見えます。

しかし、残念ながら実際には動作しません。

テンプレートから新規リストを作成した場合、ワークフローについては登録情報が残っているだけで、これは実際には削除するしか無いようです。同一サイト内でも、サイトをまたいだ場合でも結果は同じでした。

なお、VisualSutudio で作成して、ワークフローテンプレートとしてサイトコレクションにデプロイされている場合、テンプレートからおこしたリストでも、ワークフローはきちんと動作してくれました。

結局、「横展開するなら VisualSutudio でつくりましょう」という結論になるわけですね。


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中村 和彦(シンプレッソ・コンサルティング株式会社 代表)が「ユーザ視点の SharePoint 情報」を発信します。元大手製造業 SharePoint 運用担当。現SharePoint コンサルタント。お仕事のお問い合わせはこちらまでお願いします。当ブログにおける発信内容は個人に帰属し所属組織の公式発信/見解ではありません。
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