SharePoint Server 2007 の発行機能を活用する
SharePoint 2003 では、エリアやチームサイトのデフォルトと異なるレイアウト(例えばより複雑な段組)を利用するには、Frontpage でページを編集するしかありませんでした。
しかし、この方法は(自由度こそ高いものの)ひとつ間違えればページを破壊する、アップグレード時の障害になるなど、管理上望ましいとは言えません。
SharePoint 2007 では、[Office SharePoint Server 発行機能] を活用することで、レイアウトにある程度幅ができました。
発行機能はサイト単位で設定します。[サイトの操作]→[サイトの設定]→[サイトの機能] から有効にする(アクティブ化)ことができます。
発行機能が有効になると、サイトに対して以下の変更が(自動的に)行われます
1.[ページ(page)] ライブラリが作成される。
2.[イメージ(PublishingImages)] ライブラリが作成される。
3.[サイトの操作] メニューに [ページの作成] [ページの編集] [ページの編集ツールバーの表示] が表示される
[サイトの操作]→[ページの作成] からページを作成します。
タイトルとURLを入力し、あらかじめ用意されたテンプレートから、任意のレイアウトを指定して [作成] をクリックすると、ページが生成されます。
あとは、通常通りWebパーツや画像、テキストなど適宜を配置して [発行] をクリックすれば完了です。
ここで作成されたレイアウトは、ページ(page)ライブラリの中に .aspx ファイルとして保存されます。
ここから、プロパティとして [説明] [対象ユーザ] [お勧めのイメージ] [ページのイメージ] [ページコンテンツ] 等を入力することができます。
ここで作成したページを、サイトのメインページとして利用したい場合は、[サイトの操作]→[サイトの設定]→[外観/ウェルカムページ] に、ページを指定します。
すると、サイトにアクセスした際、自動的にこのページへリダイレクトがかかるようになります。
ナビゲーション(ぱんくず)上でも、あたかもこのページが、サイトのトップページであるかのように表示してくれます。
ページをコンテンツ(ニュース的に)として利用したい場合は、メインサイトに [コンテンツのクエリ WEBパーツ] を配置すると便利です。
ページライブラリに登録されたページを、抽出して一覧表示させることができます。
このとき、プロパティで設定された [説明] や [お勧めのイメージ] を表示させることも可能です(SharePoint 2003 におけるニュース/一覧のような表示ができるわけです)
いずれの用途でも、ライブラリのユーザ権限には注意が必要です。
サイトの「メンバー」グループに登録されているユーザは、ページのコンテンツを自由に追加・編集・削除することが出来てしまいます(デフォルトのままの場合)
これを防ぐには、あらかじめページライブラリの権限設定を変更し、「メンバー」グループに閲覧以上の権限を与えないようにしておく必要があります。
AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.1.4322; InfoPath.1; .NET CLR 2.0.50727)
あらら、先越されてしまいました。
発行機能\は重要な機能\ですね。
私も色々調べているところです。
AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0)
いやはや、これだけ理解するのに随分時間がかかってしまいました…(汗)しかし、この例は、発行機能\の本来的な使い方じゃないんでしょう、きっと。
実は一番書きたかったのは最後の部分だったりします(笑)
AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)
突然ですが教えてください!
お試し版で試行錯誤中です。
サイドリンクバーを非表\示し(もしくは下へ追いやり)、独自のリンクバーを設定したいのですが、ご存知でしたら教えてください。
AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0)
はじめまして!
単純に【独自のリンクを追加/既存のリンクバーを非表\示に】でよろしければ、[サイトの操作]→[サイトの設定]→[外観/ナビゲーション]から設定できますね。
既存のリンクを全部非表\示にして、独自リンクを追加するといいと思います。
ホームだけ、他のサイトとはちょっと設定画面が異なりますが要領は同じです。
完全に別個のものを、となると Designer でHTMLレベルからカスタマイズするしかなさそうです。これはあまりお勧めできません…。