SharePoint Maniacs テンプレート for BPOS

BPOS、あるいはSharePoint Online をご存知でしょうか。Microsoftが提供するクラウドサービスで、企業向けソリューションであるExchageやSharePointを安価なユーザ単位課金で利用できます。

しかし、Exchage(Outlook)はともかく、SharePointは残念ながらなにかと「とっつきにくい」のが問題です。汎用性を重視した製品設計のため、「素」の状態では何が魅力なのか?なにが出来るのか?が容易に判らない。さらに、そもそも日本人的なデザインの「ルックアンドフィール」を重視していないため、それはもうイケてない上に、使い難そうに見えます。

さて、前置きが長くなりましたが、SharePoint Online の可能性(というか基本機能)を理解して頂くため、弊社でデモ用サイト「SharePoint Maniacs テンプレート」をご用意しました。

これはSharePointの標準機能をいかに「判りやすく使いやすく」するかという観点からカスタマイズを加えたものです。ただし「開発」は一切行っていません。変更はすべてGUIからの各種設定変更と、SharePoint Designer(Microsoftが無償配布するツール)によるCSS/HTMLの編集です。また、その作業内容は完全に手順化されています。つまり、お客様ご自身に行って頂くことが可能です。

SharePoint Maniacs テンプレート for BPOS を簡単に画面ショットでご紹介します。

サイト基本画面。画面左側のナビゲーションはなくしました。そのぶん、画面を広く大きく利用できます。

Webパーツを配置するレイアウトもかなり自由度を高くしました(標準は左右のみ)

ブログサイトも外見をスマートに。画面を左右一杯まで利用できます。新着投稿や新着コメント表示もポイントです。

掲示板(リスト)の投稿フォーム。狭いと不評なSharePointの入力フォームですが、CSSでやはり画面一杯に広げました。なお、縦幅は通常の設定で指定できます。

こちらは表示フォーム。やはり左右幅最大。それに背景はやはり白が文字が読みやすい。左の項目列も短めにしてあります。

ライブラリのビューです。横幅がひろいため、多数の列を表示しやすいです。

これはテンプレートと関係ありません。標準の[Windowsエクスプローラで開く]機能は SharePoint Online でも利用できます。SharePoint のライブラリはネットワークドライブとしてWindowsと統合できるため、極めて便利です。


ブログも幅いっぱい使えます。

アクセス許可レベル(設定できるアクセス権限のテンプレート)もわかりやすく再設定。これならエンドユーザにもどの権限が何なのかが判るでしょう。

弊社では、この「SharePoint Maniacs テンプレート for BPOS」を適用したデモサイトをご用意しました。アクセスにはアカウントとパスワードが必要になります。右の「お問い合わせ」からご連絡ください。

SharePoint Maniacs デモサイト
https://maniacsdemoapacmicrosoftonlinecom-1.sharepoint.apac.microsoftonline.com/

なお、この「SharePoint Maniacs テンプレート for BPOS」をご希望のお客様には、無償/有償にてご提供させて頂きます。こちらも、弊社までお問い合わせください。


Author

中村 和彦(シンプレッソ・コンサルティング株式会社 代表)が「ユーザ視点の SharePoint 情報」を発信します。元大手製造業 SharePoint 運用担当。現SharePoint コンサルタント。お仕事のお問い合わせはこちらまでお願いします。当ブログにおける発信内容は個人に帰属し所属組織の公式発信/見解ではありません。
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