Office 365(Eプラン)のサービスディスクリプションが更新され招待可能な外部ユーザは10000人(PAL)に。Pプランも500人

Office 365の技術系ブログによると、Eプランのサービスの説明(ディスクリプション)に、7月までの英語版の更新が反映されたようです。他の例にもれず、どこが更新されたのか全く判らないのが難ですが(苦笑)ざっと見てみたところ、いままで扱いが曖昧だった招待可能な外部ユーザー数がきちんと定められたようです。

 Office 365 サービスの説明(Eプラン)
 Office 365 サービスの説明(Pプラン)

こちらが以前の記述:

外部ユーザー (PAL):テナントごとに 50 PAL が含まれています。現在の “機能プレビュー” では、追加の PAL を必要とすることなく最大 1,000 の外部ユーザーの使用権が許可されています。マイクロソフトは、Office 365 の次のメジャーアップデート時に、50 を超える追加の PAL に対する課金を請求する権利を保有しています。

現在の記述:

外部ユーザー (PAL):テナントごとに 10,000 PAL が含まれています。

1万人!しかもテナント単位ですから事実上の無制限ですね。
ちなみに「PAL」は「パートナー・アクセス・ライセンス」の略です。

Pプランについては、日本語のサービスの説明(ディスクリプション)は現在も「50PAL」の記述のままですが、英語版を読むと500PALまで拡充されたようです。こちらも、実質的に無制限と言えるかもしれませんね。

Partner Access Licenses (External Sharing)
Yes – up to 500 external users/month

ところで、この値を超過したどうなるのか?この点については、特に記述がありません。普通に考えれば、「これ以上の招待ができません」等のエラーが表示されるのだろうと思うのですが…なまじ最大値が大きいため、ちょっと自分ではテストできないです(苦笑)


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中村 和彦(シンプレッソ・コンサルティング株式会社 代表)が「ユーザ視点の SharePoint 情報」を発信します。元大手製造業 SharePoint 運用担当。現SharePoint コンサルタント。お仕事のお問い合わせはこちらまでお願いします。当ブログにおける発信内容は個人に帰属し所属組織の公式発信/見解ではありません。
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