SharePointで列レベルのアクセス権限コントロールをおこなう方法

興味深いドキュメントが日本語訳されているのを見つけました。

Notesではできたけど、SharePontで出来ないことはいろいろとありますが、そのひとつに「列(フィールド)単位でのアクセス制御」があります。おそらく、Microsoft の構想としては、こうした機能は Infopath とフォームライブラリで実装するものなのだと思います。しかし、Infopath は Enterprize ライセンスがないとWebで動いてくれないので、使いにくいです。

このドキュメントでは、SharePoint の機能を拡張して、列レベルのアクセス制御を実現する方法が説明されています。

SharePointで列レベルのアクセス権限コントロールをおこなう方法
このような要望を解決するために、SharePointの拡張性と標準アイテムを使って、独自のフィールド型について列レベルの権限を適用できるようにする方法をここで説明していきます。今回の方法ではカスタマイズしたルックアップフィールドを列として使います。それによりセキュアに値を保持し、アクセス権限を持ったユーザによる参照にだけ保護された値を返すメソッドを持ったリストが作れるようになります。

2011/03/28
これは開発ですが、サードベンダー製品のアドオンでも可能です。設定ベースで挙動を指定できますので、むしろお薦め。詳しくはこちらのページをご参照ください


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中村 和彦(シンプレッソ・コンサルティング株式会社 代表)が「ユーザ視点の SharePoint 情報」を発信します。元大手製造業 SharePoint 運用担当。現SharePoint コンサルタント。お仕事のお問い合わせはこちらまでお願いします。当ブログにおける発信内容は個人に帰属し所属組織の公式発信/見解ではありません。
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