承認・未承認と通知の関係

SharePoint Server 2007 の便利な機能に「通知」と「承認」があります。前者は、リストやラブラリ、あるいはアイテム・ファイル単体に自由にメール通知を設定できる機能。後者は、リストやライブラリに登録されたアイテム(ファイル)を、承認されるまでは非表示にできる機能です。

しかし、この二つの機能が同時に存在した場合、どうなるんでしょうか?未承認のアイテムがリストに追加された時、そのリストに対して「新規アイテムがあったらメール通知」を登録していたユーザに通知は飛ぶのか?

実際に試してみました。

結論としては、どうやら通知は「そのユーザが未承認アイテムを閲覧できるか」に拠るようです。
つまり、未承認のアイテムが追加された時、それを見られる特定ユーザには通知が発信され、それ以外のユーザにはアイテムが承認されたタイミングで通知が飛ぶようになっています。

なかなかに合理的な仕様ですね。


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中村 和彦(シンプレッソ・コンサルティング株式会社 代表)が「ユーザ視点の SharePoint 情報」を発信します。元大手製造業 SharePoint 運用担当。現SharePoint コンサルタント。お仕事のお問い合わせはこちらまでお願いします。当ブログにおける発信内容は個人に帰属し所属組織の公式発信/見解ではありません。
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