Office 365 での個人用サイト(mysite)と OneDrive for Bussinees の容量(クォータ)

OneDrive for Bussinees の実体は SharePoint 2013 の個人用サイトのドキュメントライブラリです。その点で無償サービスの OneDrive とは全く違います。ただ、SharePoint Online の個人用サイトはかなり特殊な扱をされていて、たとえば容量が他とは別計算だったりするため、その扱いがいまひとつ解りにくいんですよね。確認してみました。

まず最初に結論から書いてしまうと。

1.個人用サイトの最大容量(クォータ)は 1TB(現時点) 。
2.この容量はテナント契約(10GB + 500MB/user)とは別枠。
3.この容量は変更不可(減らすことも増やすこともできない)。
4.容量の確認は、各個人用サイトの「記憶域メトリックス」からのみ。
5.現在、この記憶域メトリックスが障害をおこしている。

個人用サイトの容量(クォータ)はつい最近まで 25GB でした。この数字も、半年程まえに大拡張された結果だったのですが、そこから更に拡大され 1TB になりました。クラウドの暴力ですね(笑)

Thinking outside the box
First, we will be increasing OneDrive for Business storage from 25GB to 1TB per user.
Second, all Office 365 ProPlus customers will get 1TB of OneDrive for Business storage per user as part of their Office 365 ProPlus subscription.
Third, we’ll help organizations migrate data from their existing solutions to OneDrive for Business

ただ、少々わかりにくいのが、この容量の扱いです。公式情報を見ても「個人用サイトの容量が 1TB 」と「OneDrive for Business の容量が 1TB 」という記述が混在していて、実際に何の容量が 1TB で、その扱い(契約時のテナント容量との区別)はどうなるのか、について、いまひとつ確証が持てませんでした。

結局、サービスリクエストで確認して(1)〜(3)の回答を頂きました。

次に(4)について。以前は、SharePoint 管理センターからテナント管理者が各ユーザーに容量を割り当てる形式だったのですが(下動画参照)、現在、この画面は存在しません。どうも 25GB へのアップデートの時期に消えてしまったようです。

現在は、個人用サイトの容量(現容量と再大容量)については、各ユーザーの個人用サイトで、[サイトの設定]から[記憶域メトリックス]で確認するしかないみたいですね。まあ、確かに 1TB もあってそれが契約外なら、管理する必要もないのかもしれませんが…管理者としては、ちょっと不便かと。

ただ、実はその記憶域メトリックスも現在、ちょっと障害を起こしているようです(5)。現在の容量、およびクォータの値が正しく表示されていません。最大 1GBしか無いことになっています(笑)が、下の画面を見てもらうと、既にドキュメント(OneDrive for Business ライブラリ)に 7GB が入っているのがわかると思います。

個人用サイト

この点については、すでに Office 365 側でも把握していて、対応中、とのことでした。


Author

中村 和彦(シンプレッソ・コンサルティング株式会社 代表)が「ユーザ視点の SharePoint 情報」を発信します。元大手製造業 SharePoint 運用担当。現SharePoint コンサルタント。お仕事のお問い合わせはこちらまでお願いします。当ブログにおける発信内容は個人に帰属し所属組織の公式発信/見解ではありません。
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