ドキュメントライブラリとワークフローの関係
SharePoint のドキュメントライブラリに、何らかの列(プロパティ)が設定されている場合、ファイルをアップロードする際にプロパティ設定画面が表示されます。しかし、この時点でドキュメントは既にアップロード完了している訳です。
もし、このドキュメントライブラリに [新しいアイテムが作成されたときに開始]および [変更されたときに開始]するワークフローが設定されていたら、果たしてどんな挙動になるでしょうか?実験して見ました。
ワークフローをデザインします。
テキスト形式の「テスト列」に数値を入れるだけのシンプルなものです。
ファイルをアップロードします。
アップロード後のプロパティ設定画面。
テスト列は─空ですね。
そのまま [OK] を押下します。
─なんかエラーしました。
ドキュメントライブラリに戻って見ると、ファイルはきちんと登録され、ワークフローステータスも [完了] になっていました。
テスト列には [2] が入っていますね。
ということは、ワークフローが2回動いている?
もうひとつ、ファイルをアップロードしてみます。
あ、今度はテスト列に [1] が入っていますね…。
[OK] を押下します。
─またエラーしました。
微妙にエラーメッセージが異なるのが気になります…。
今度は複数ファイルをまとめてアップロードして見ます。
複数ファイルのアップロード時には、プロパティ設定画面は表示されません。
新規登録だけですので、テスト列には [1] が入ると想定─
あれ?[2] です…。
しかも、画面をリロードするたびに [完了] になったり [進行中] になったりするんですけど…。
ひょっとして無限ループしている???
どうやら
1.新規投入
2.WFがテスト列に [1] を設定
3.更新として認識
4.WFがテスト列に [2] を設定
5.更新として認識
6.WFがテスト列に [2] を設定
7.更新として認識
…以下エンドレス
ということみたいです…orz
怖いのでワークフローを削除しました(苦笑)
WFロジックを見直して、出直します…。
ドキュメントライブラリとワークフローの関係 2
ワークフローをデザインする際の要注意点(小ネタ)
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