SharePoint フォームライブラリと連動した Infopath による自動採番(簡易)

ドキュメント管理を始めると、ナンバリング(自動採番)のニーズがかならず出てきます。
これを実現する方法はいろいろとあります。

もし厳密にやろうとすると、SQLサーバなり ACCESS なり DB とデータ接続して…ということになるのですが、それはちょっと敷居が高いです。

そこで、Infopath 2003 と、SharePoint フォームライブラリの組み合わせで作成して見ました。


なお、このエントリは クリエ・イルミネートさんの「InfoPath フォーム ID をつけたい! 1 (フォーム ライブラリと連携)」を参考にしていますので、まずそちらをお読み頂くと良いかもしれません。

ただ、クリエさんの方法そのままですと、[1] [2] … [10] … [111] と、桁数が一定しません。
気分の問題かもしれませんが、桁数が異なるとソートするときに不便です。
そこで、動作規則を追加して、常に 9999 の四桁数字になるようにしてみました。

─まあそんな大したことはしていないんですけどね(苦笑)

理屈としては、

1.番号を取得。
2.桁数を判定して必要な数 “0” を前に足す。

これだけです。

詳細な説明はメンドイので(笑)作成したフォームを置いておきます。
デザインモードで開いて、適当なフォームライブラリに発行して下さい。
データ接続のURLは、発行先に書き直して下さい。
また、FormNo と FormNo2 フィールドは、SharePoint に列として加える必要があります。

Infopath 2003 自動採番フォーム by SharePoint Maniacs

しっかし、Infopath は本当に日本語の情報が少ないですね…。
これだけのことに、か~なり、四苦八苦しました orz

関連:
InfoPath フォーム ID をつけたい! 1 (フォーム ライブラリと連携)
InfoPath + SharePoint のフォームライブラリにおける自動採番

私と同じようなご苦労をされている方(笑):
かえるのワークフロー開発日記


Author

中村 和彦(シンプレッソ・コンサルティング株式会社 代表)が「ユーザ視点の SharePoint 情報」を発信します。元大手製造業 SharePoint 運用担当。現SharePoint コンサルタント。お仕事のお問い合わせはこちらまでお願いします。当ブログにおける発信内容は個人に帰属し所属組織の公式発信/見解ではありません。
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