OFFICE2003 でドキュメントライブラリのテンプレートを編集する

SharePoint では、ドキュメントライブラリを作成する際、[新規]ボタンが押下された時に起動するアプリケーション（テンプレート）を設定します。この設定は、ドキュメントライブラリの作成時のみ有効で、後から変更することは出来ません※

こうしてテンプレートが用意されたドキュメントライブラリは、[新規]を押下すると、アプリケーションが空白のフォームの状態で起動します。
それだけなら、ローカルから Office を起動するのと変わりませんが、この場合、ファイルは最初からそのドキュメントライブラリと「関連付け」されていて、デフォルトの保存先として、あらかじめそのライブラリが指定されています。

ただ、ライブラリの用途によっては、空白フォームでなく、あらかじめカスタマイズされた専用フォームを利用させたいと考えるかもしれません。

この場合、SharePoint の標準的なUIとしては、ライブラリの設定画面の[全般設定/詳細設定]から、[テンプレートの編集]をクリックすることで、テンプレートをカスタマイズすることになります。

しかし、端末にインストールされているのが Office 2003 の場合。

編集できません！

Office 2003 は「SharePoint Service 互換」じゃないんですね…。
ちょっと驚きました。

ただ、実際には、違うルート（？）を辿ることで、Office 2003 でもテンプレートを更新できます。

ライブラリを開いて、エクスプローラビューに切り替えます。

Forms フォルダを開いて、

配下の template.xxx を開いて編集、保存します。

─これだけです（苦笑）

これで、Office 2003 でも、テンプレートを編集できます。

…UIで 2007 に限定している理由ってなんなんでしょうね？^^;;

※設定としては変更できませんが、上記と同じ方法でテンプレートファイルを Forms フォルダ内に置き、URLをそのファイルに書き換えれば変更できます。
また、テンプレートのURLを全て消してしますと「なし」になります。

エクスプローラビューの表示内容は OS により異なる