Nintex workflowでWebサービス経由でワークフローを実行する

アドオンのSharePointワークフローデザイナである「Nintex Workflow」のTIPSです。

NintexをインストールしたSharePointでは、標準のWebサービスとは別に、Nintexの標準Webサービスも利用することが出来ます。 /_vti_bin/NintexWorkflow/workflow.asmx です。これは基本的にはNintexが内部的に利用しているものですが、一部のメソッドは、ユーザ(ワークフローデザイナー)にも非常に便利です。これを知っていると、SharePoint+Nintexだけで、つまりノンコーディングで実現できる処理が大きく広がります。

その一つが「StartWorkflow」と「StartWorkflowOnListItem」。名前のとおり、Webサービス経由で指定したファイル/アイテムにおいて指定のワークフローを起動します。

利用方法は簡単です。アクション「Webサービスの呼び出し」を配置し、いくつかのパラメータを設定します。以下は実際の設定サンプルです。

リストとワークフローを「名前(日本語名)」で指定できるのがとても便利です。またシステムアカウントがワークフローを実行できるため、最初のワークフローを実行したユーザに権限がない処理も実行させることができることも、設計上、大きなポイントになります。

Nintex Workflow とは 「The SUPER SharePoint Designer」


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中村 和彦(シンプレッソ・コンサルティング株式会社 代表)が「ユーザ視点の SharePoint 情報」を発信します。元大手製造業 SharePoint 運用担当。現SharePoint コンサルタント。お仕事のお問い合わせはこちらまでお願いします。当ブログにおける発信内容は個人に帰属し所属組織の公式発信/見解ではありません。
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